電撃ホビー付録 セファーラジエル レビュー

懐かしい電撃ホビーマガジン2009年1月号・2月号特別付録のガンプラに着手していこうかと。
当時同誌に連載されていたガンダムOO外伝OOPの後半主役機「ガンダム ラジエル」と支援機「GNセファー」です。この2機を合体させると「セファーラジエル」となります。
ちなみにパッケージには”FG”の文字がありますが、これは”ファーストグレード”ではなく”付録グレード”の略。
発売当時に買って仮組みしたまま11年ずっと飾り棚に放置しておりました。
ラジエルの可動箇所は一切無く手足は関節一体のモナカ構造。胴体や最小限の分割となっています。
形状は付録とは思えないクオリティですが、関節フル可動にしようと思うと難易度がぐっと上がります。
一方「GNセファー」はラジエルとの合体ギミックを再現するため各所が可動しますがポリパーツは使用されていません。PS樹脂同士の摩擦で保持されているので要補修です。肉抜きや省略箇所もそれなりにあるので丁寧に仕上げたいところです。
さて本誌には丁寧な「全身フル可動にしましょう!」という記事が掲載されているのですが、これがまた簡単そうに紹介されていますが、ちょっと初心者レベルではないんです。
GUNDAM.INFOサイト内に電撃ホビーマガジン創刊10周年記念!「ガンダムラジエル&GNセファー」特集【インデックス】(アーカイブページ)がありますのて参考まで。(2020年5月現在)
さらに、こいつには大きな罠が仕組まれています。
なんとこのセファーラジエル、第1形態から第5形態まで仕様がありまして、その都度支援機のGNセファーが追加されていき第5形態ではなんと計4機ものGNセファーが必要となります。
いたずらに11年寝かせていたわけではなく、このGNセファーがとんでもなくプレ値になっていたこともあって、ヤフオクやメルカリで安価に集めるのに苦戦したというのが実情。そして何よりも自分のスキルレベルと作業環境、工具の充実を図るのに10年です(苦笑
さて、気合い入れて製作していきましょう!!