RGM-79G ジム・コマンド(モルモット隊仕様)〜その1

友人からなかなかコアな依頼が舞い込みました。
セガサターン版「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」のジム・コマンド(モルモット隊仕様)ユウ・カジマ機 の製作依頼です。



懐かしいですね。1996年のゲームなのでポリゴンが荒いw
当時初となるガンダム外伝のゲームで3部作で発売されました。
プレステよりセガサターン派だった私は3つともコンプしていたのですが、どうにもヘタすぎて1部で挫折。残念ながらクリアできませんでした。なので2部で可能となるブルーディスティニーの操作すらしていないし、ストーリーは当時コミカライズされた高山瑞穂版(ゲームの第2部までで打ち切り)しか知りません。
ラストはどうなったんでしょう・・・
そんな冒頭第1部の主役機、ジムコマンドを製作していきます。


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機体解説
(参考:Wikipedia,ガンダム用語辞典)
型式番号 RGM-79G
モビルスーツの実戦での稼動データ収集の為に編成された特殊部隊。別名「モルモット隊」。
本機はそのモルモット隊に配備されたジム・コマンドである。
地上戦仕様に位置する機体であるが宇宙戦仕様のGS型と同じ塗装が施されている。
バックパックの形状やスラスターの配置、寒冷地仕様のD型のものに似たシールド等、細部が異なる。
一年戦争当時、量産に成功したジムは、ハードウェア上のカタログスペック的にはジオンのザクを上回る性能を誇っていたものの、
肝心の運用データ/各種ノウハウが欠如していた為、稼動データで数年、実戦データで半年以上(小説版設定)の差があり、性能差を補って余りある戦果をあげられていた為、実戦データを収集する為に設立されたのが「モルモット隊」である。
データ収集部隊と言う事もあり、特定の拠点となる基地は持たない。また、各方面軍所属ではなく軍上層部直轄の部隊である。
データの重要性からパイロットには生還が求められ、その為、各部隊からエース格のパイロットが引き抜かれていた。
それでも当初15人居たパイロットはみるみる減っており、ゲーム開始時(第1作目である「戦慄のブルー」)である11月半ばにはユウ、フィリップ、サマナの3人しかいなかった。
(小説版では増援としてパクファが配属されている。)
人員の増援はともかく、物資の補給は潤沢であったようである。
本機はその実戦データの確保を目的に配備されたジム・コマンドなのかもしれない。
この先行配備された本機を巧みに操るモルモット隊隊長ユウ・カジマ少尉の活躍は、エースとして評価されることになる。
ベースは「ポケットの中の戦争」に出てきたRGM-79Gジム・コマンドです。
本来G型はコロニー戦仕様ですが、舞台は地球の大地です。カラーリングはGS型(宇宙戦仕様)と同様の赤と白のツートンとなっています。
シールドは実験部隊らしくあり合わせの装備で作ったという演出でしょうか?ベージュと黒系の塗り分けで、通常のジムが持つタイプに似た形状ですが、他では見ない形状ですね。(ローポリで表現する都合かもしれません・・・)
一番の特徴はバックパックで、コロニー戦仕様に似ていますがバーニアの配置が異なります。「これを再現して欲しい」とリクエストされていますので腕の見せ所です。
それにしても・・・昔の設定画ってパースの矛盾だらけで形状把握が難しい。。。
とりあえず製作用に提供された大量のジムコマンド(のジャンク寄せ集め)の補修から開始です。